慢性腎臓病 運動療法の臨床研究へのご協力のお願い

はじめに

当クリニックでは、昨年より、腎臓リハビリテーション外来として運動療法を含む包括的なプログラムを用意して、慢性の腎臓病患者さまが透析に頼ることなく、いきいきとした生活を送ることができるようサポートしおります。

この運動療法では、運動負荷試験による測定(CPX:心肺運動負荷試験)を行って、患者様ひとりひとりに合った運動処方箋をお出しし、これに基づいて運動をサポートします。この試験では、呼気を収集するマスクをつけてエアロバイクを漕ぐことで測定を行いますが、将来、より手軽に測定ができる方法や機器の臨床研究を進めております。

今回、この臨床研究に参加して頂けるボランティア(慢性腎機能障害の患者様、薄謝進呈)を若干名募集いたします。詳しいことは、下記電話番号にお問合せください。

電話番号:0297-84-6753

図1 CPX測定機器

ボランティアの皆さんにお願いしたいこと

ボランティアに応募して頂いた慢性腎機能障害の患者様には、CPX測定機器による測定とパルス・オキシメータ(コロナ患者の酸素飽和度を測る機器として有名になりましたね)による酸素飽和度の測定をしていただきます。一定の条件を満たした方の測定値情報を臨床研究に使わせていただきます。(薄謝進呈)

臨床研究の対象にならなかった方のデータも、そのまま運動療法のレシピとしてご提供いたしますので、ご希望の方には当クリニックにて運動による腎臓リハビリテーション療法に進んでいただくこともできます(その場合保険適用の治療費がかかります)。

図2 運動処方箋の例

測定方法

  • エアロバイクに乗っての心肺運動負荷測定(臓器機能を向上させる程度の運動負荷を調べます)
  • その間、人差し指に酸素飽和度計をはさんでの酸素飽和度測定
  • 全部で30分程度で終わります
  • 一定の測定値範囲の方は、その測定値を臨床研究に利用させて頂きますので、薄謝を進呈いたします
  • 希望者には、運動処方箋を発行して、腎臓リハビリテーションに進むこともできます(腎臓リハビリテーションとして保険適用の治療費がかかります)

以上、多くの方の応募をお待ちしております。

椎貝記念とりでクリニック 院長

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